ここ数年来の、モヤモヤポイントについての話し。
考え方は人それぞれなので、不快に思われる人もいるかもしれませんが、
岩のように頑固な女子に、今どうしてもちょっと考えてもらいたい。
女性は結婚をするときにいろいろなものを捨てなければならない
- 姓を捨てる
- 仕事を捨てる
- 夢を捨てる
- 人生を捨てる
こういう考えを本気で信じて口に出している女子を見ると、心が痛むのと同時に、実はめちゃくちゃその気持ちがよくわかる。わたしもかつて、そう信じていたし。
これってよくよく考えてみたら、このひとつひとつの言葉の後ろ側に、理想の妻、正しいママの姿が見えるんですよね。
つまり、今の自分を実は女性としては否定し、正しい妻・ママになるためには今のままではいけない、というような。
で、それが嫌なら結婚はするべきではない、みたいな。
どうして、自分をそれぞれの立場において、現代の正しい女性の生き方として肯定することができないのか?
実は、妻・ママのレベル、ハードルを上げているのは社会一般ではなく、女性そのものなんじゃないかと。
妻になるならやらなくちゃ、ママとしてちゃんとしなくちゃ・・・ちゃんと、ちゃんと。
妻・ママは、神様ではありません。(きっぱり)
それに、未婚なら自由で、妻・ママなら不自由なんて考えは、やっぱりどう考えてもおかしい。
妻・ママになる前からそのハードルを上げている未婚女子はおかしいし、妻・ママになってからも、他人と比較し完璧を追い求め過ぎているのもおかしい。
しかしこれは、女子が勤勉でとってもとっても真面目な証拠。
アナタたちはとっても真剣に人生を考え、超真面目に働き、自分にも他人にも厳しく、決して手を抜かない。
人のこと、家族のことを思えばこそ、ますます必要以上に厳しくなる。
女性であることの使命感か?何かがあるのか。
だからこそ、せめて女子は女子に優しくならなくちゃと思うんです。
前にも書いたことがありますが、
わたしは、やっぱりママたちを応援したいだけなのさ。
一生懸命働き、赤ちゃんの世話をし、家のことをこなし、親の心配をする。
もうどうにか、ちょっとでもラクにしてあげたい。助けになりたいって思ってしまう。
きっと同じように思う人は多いはず。
なんでも自分ひとりで、なんとかやらなくちゃと、決めつけるのもおかしな話。
苦しい部分ばかりがクローズアップされがちですが、実はひとりでは抱えきれないほどの大きな幸せと未来への夢を手に入れているのに。
もちろん、結婚する・しないは個人の自由。
どっちの立場であっても、女子は自分に厳しく全力で生きている。
だから、女子は女子の味方であるべきよ。
(発達障害の息子を持つ親友A、早くに生涯独身を決めた親友B、そして乳がんを患ってしまった親友C、わたしの大好きな女子友達3人に捧げる)
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。