20代で実家を出て一人暮らしを始めた時から、「大掃除」をしなくなりました。
理由は、大掃除をしたくなかったから。
メンドクサイうえ時間と体力が要るんですよね。あと、お金もかかったりするし。
じゃあ、その大掃除をしなくても済むようにするために、どうしたのかというと
毎日ちょこちょこお手入れをするようになったというだけなんです。
お手入れというと聞こえが良いけど、要するに毎日の普通の作業工程の一部にそれをしただけという感じ。
例えばトイレだったら、仮に家では1日4回トイレを使用したとして。
その使用が終わって出る前に、まず1回目はついでに洗剤をスプレーしてブラシを使って簡単に全体を洗い流す。(30秒~1分)
2回目は、手洗いのボウルと排水口と吐水のクロム部分をサッと磨く。(30秒)
3回目は、便座の表と裏を流せるペーパータオルでササッと拭く。(30秒)
4回目は、タオルがあればそれを交換し、ダストボックスのゴミを回収してから出る。(30秒)
どれも1回30秒程度で済む作業。用事があって?とても急いでいるような場合は1回、2回は素っ飛ばしたとしても大した問題にはなりませんし、誰も怒りません。
毎日2~4回365日これを続けたら・・・ね?トイレの大掃除は無くなります。
TVコマーシャルで言うような、「サボッタリング」は出張や旅行で数日家を空けたときくらいですよきっと。
他にも、浴室だったら毎日1回お風呂が終わって出る前に、
・排水目皿の髪の毛やゴミを取り除く
・バスタブを使ったとしたら栓を抜き、簡単にスポンジを使って洗い流す
・床や壁の水滴をスクイージーやワイパーなどで拭きとる
確かに、浴室は30秒とはいきませんが、この3つと換気扇を使えば年中カビ知らずです。
但し、換気の際は窓・扉を必ず閉じてくださいね。
よく窓を開けたまま換気するところを見かけますが、これだとなかなか浴室が乾きません。
キッチンだったら毎日1回後片付けの最後に、
・コンロ周りをセスキスプレーなどを使い油と汚れを拭きとる
・シンクの排水口の生ごみなどを取り除く
・シンク水栓のクロム部分とキッチンカウンターの水滴・水垢は全て拭きとる
こちらも30秒とはいきませんが、1日にたったの1回だけですし、終わってから美しいキッチンを見ると達成感がありますよ。
因みに、わたしは以前から水切りカゴをやめました。
理由は、毎日どんなにキッチンをきれいに片づけても、その景色に水切りかごがあると生活感が出るし、ステンレスカウンターにキズやサビのようなものがついたり、手入れを怠るとヌルヌルするしそもそもそのカゴを洗うのがやたら面倒だったからです。
それに何より、洗い終わった器具や食器たちが濡れたままいつまでもそこにあるというのが、まだ終わっていていないようなやるべきことが残っているような・・・つまりやりっ放しかつ出しっ放し(^^;のように感じてしまったからです。
終わったようで終わってない様子がとにかくスッキリしなかったんですよねー。
性分ですねきっと。
そうなると食洗乾燥機でも無い限り、布巾などで拭きとって洗ったものを全て収める必要があります。
メンドクサイといわれればそうかもしれません。「忙しい人には無理よ」といわれることもあります。
なので、無理のない範囲で気分良くできれば良いことだとは思います。
でもちょっと考えてみてください。
このようにして、毎日の作業の流れの一部にできそうなちょこちょこお手入れは無限にあるんです。
少しづつやってみたり、そんな中でもっと楽にできる方法が見つかったらそのルーティンを変更してみたりして、とにかく目標は大掃除をしないで済むことなんです。
(メンドクサイ作業を増やすことではありません)
年末にバタバタしたり、無駄に掃除用具にお金を使ったり、スゴイ汚れと対決したり(+_+)・・・一番はこれですよ、特に水廻りの排水口は怖いんですよホントに。
詰まるし、臭うし、そこに自分の手を入れないといけないとか、考えただけで恐ろしい・・・(>_<)ヤダー
自分が嫌なことは基本的には他の人も嫌なはずです。
お金を支払ってなんとかやってもらうというのであればそれでも良いでしょう。それがビジネスそして経済のためになるのであれば。
まだいける・・・まだいける・・・と放置し続けて年末に気分が悪くなるようなメンドクサイ作業が待っているのよりも、毎日ちょっとだけお手入れをして、達成感を味わいつつ気分良く過ごせたら、気がつけば周りの人からはよく褒められるし、無駄にお金を使うこともないし、そうなればメンドクサイと思わなくなって結果良いですよ。
目標を定めてどっちが得か、どっちが楽か、それを想像したら自然と行動パターンが見えてきます。見失ってはいけないのは、目標ですよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。