バスルームに、買って良かったモノの話しです。
今さらなんですけど、それはバスタブトレーです。
風呂蓋を使うのをやめたい
そもそも足踏みしていた理由は、風呂蓋をやめるかやめないか。
本心は早く風呂蓋をやめてしまいたいのに、毎晩バスタブのお湯につかったとき首だけ出して蓋をし、要はサウナのようにしてお風呂に入っていて、その間タブレットを蓋の上に立ててニュースや新聞記事、ネットTVを見たりしていたもんだから風呂蓋がなかなかやめられなかっただけなんです(^^;
風呂蓋のお手入れはメンドクサイ
けど、日々蓋の手入れはとってもメンドクサイんですね。
バスルームに置いておくだけでも、バスタブやタイルに水垢の原因になります。
しかもわが家のバスタブは、オーバル型のスタンディングバス。
そんな輸入バスタブに合わせた日本製のオーバル型風呂蓋、当然無理があるんですよね。
むしろ、よく作ったなーと思います。
この風呂蓋の形状のせいで、しょっちゅうバスタブの縁から滑り落ちるし、乾きづらいし。
風呂蓋をやめた場合について考えてみる
しかし、風呂蓋が無くなったらどこにタブレットを置けば良いのか?
”風呂蓋サウナ”という使い方はやめられても、”お風呂でタブレット”はやめられないんですね。(けっこうゆっくり新聞が読める時間なんです)
そこで、随分前から気にしていたバスタブトレーです。
風呂蓋をやめてバスタブトレーに変えても、手入れはしなくてはいけません。
できるだけ楽になるものを選んだつもり。
そして↓このようになりました。
↓裏側は滑り止めも
感想は、もっと早くこうすれば良かった、です。
風呂蓋をやめたらメリットが大きかった
”風呂蓋サウナ”を諦めたことはちょっと残念だったのですが、お掃除の手間は1/5くらいに軽減されました。それに見た目も断然美しいです。
タブレットも快適に使えます。
最初は竹製のトレーにしようかとも考えたんですが、やはり乾きづらさやカビの心配があったので、プラスチック(ABS樹脂製)のこちらにしましたよ。
絶対止めた方が良いと決めていたのは、スチール製品で塗装が施してあるもの。
水廻りで使う場合にはその塗装が劣化したとき、バスタブなどにサビのような色が移ってしまう恐れがあります。それに重いし。
あと、気を付けるべきはステンレス製ですね。
時々、ステンレス製と書かれていながら混ざりモノが入っていることがあります。
磁石がビタっとくっついたり(^^; そうなると、やはりサビの心配があります。それに動かすたびにガチャガチャ音がうるさそうですしね。
その点、ABS樹脂製はサビる心配が無いうえ、耐薬品性という特性があるので酸やアルカリに強い。ということは一般的なお手入れがし易いのが良い。そして軽い。
ただし、日光・紫外線にあて続けると変色したり劣化が早くなるので、バスルームに窓があって日当たりが良い場合などは使い方に注意が必要かもしれませんね。
わが家は窓無しのバスルーム・サニタリールームなので、その心配はありませんでした。
あと、コレとてもお手頃価格です。
数か月使ってみて再び感想を振り返ってみたいと思います。
本当に良いデザインは相手に優しい
そもそも、このようなバスタブトレーをなかなか買わなかった理由のひとつに、バスタブの素材の心配がありました。
輸入品のスタンディングバスは突き詰めればいろいろあるとは思うのですが、素材がアクリル製のものが多いんですね。
理由は比較的安価で輸送にもそれほど困らないうえ、軽くて施工性・加工性が良くユーザーも手入れが普通にできる。
ただし、日本製のよくあるバスルームの素材、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)や人工大理石などにくらべると、正直ちょっと汚れが付きやすい。
一見、表面がツルツルしているので直ぐに洗い流すなどすればそれほど手間はかからなそうですが、何もしなかったり放置するとあっという間に表面がザラついてきて色もくすんできます。水垢も付きやすいです。
ということは、バスタブトレーのようなものを常に置きっぱなしにしていると何かしら汚れが付く原因になりやすいのではないかと。
(^^;
デザイン性と合理性が満足できたとしても、基本的に日々のお手入れが現状より辛くなるのでは意味が無い。自分がどこまでお手入れに時間をかけられるのか、そしてそれを継続できるのか。それが楽しめる程度であれば別に心配はしなくても良いんです。
もちろん、わたしにとっては見た目のデザインはとても重要なんですが、日々の家事・作業が辛くならないようにもしたいので、辛くなるようならもっと別の良い方法を探してから決めようとして、妙に時間がかかることがあります。
しかし、本当に良いデザインというのは相手に優しいはず、と信じているんですね。
このデザインのためなら辛抱しろ?!というような乱暴なデザインは、特に住宅設備に関してはちょっと違うなと思うんです。
こうして、いつも調べることが多くてメンドクサイなーと思うときもあるんですが、これも性分なんでしょうねー・・・。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。