女性だからって捨てなければならないって、おかしな話し
ここ数年来の、モヤモヤポイントについての話し。
考え方は人それぞれなので、不快に思われる人もいるかもしれませんが、
岩のように頑固な女子に、今どうしてもちょっと考えてもらいたい。
女性は結婚をするときにいろいろなものを捨てなければならない
- 姓を捨てる
- 仕事を捨てる
- 夢を捨てる
- 人生を捨てる
こういう考えを本気で信じて口に出している女子を見ると、心が痛むのと同時に、実はめちゃくちゃその気持ちがよくわかる。わたしもかつて、そう信じていたし。
これってよくよく考えてみたら、このひとつひとつの言葉の後ろ側に、理想の妻、正しいママの姿が見えるんですよね。
つまり、今の自分を実は女性としては否定し、正しい妻・ママになるためには今のままではいけない、というような。
で、それが嫌なら結婚はするべきではない、みたいな。
どうして、自分をそれぞれの立場において、現代の正しい女性の生き方として肯定することができないのか?
実は、妻・ママのレベル、ハードルを上げているのは社会一般ではなく、女性そのものなんじゃないかと。
妻になるならやらなくちゃ、ママとしてちゃんとしなくちゃ・・・ちゃんと、ちゃんと。
妻・ママは、神様ではありません。(きっぱり)
それに、未婚なら自由で、妻・ママなら不自由なんて考えは、やっぱりどう考えてもおかしい。
妻・ママになる前からそのハードルを上げている未婚女子はおかしいし、妻・ママになってからも、他人と比較し完璧を追い求め過ぎているのもおかしい。
しかしこれは、女子が勤勉でとってもとっても真面目な証拠。
アナタたちはとっても真剣に人生を考え、超真面目に働き、自分にも他人にも厳しく、決して手を抜かない。
人のこと、家族のことを思えばこそ、ますます必要以上に厳しくなる。
女性であることの使命感か?何かがあるのか。
だからこそ、せめて女子は女子に優しくならなくちゃと思うんです。
前にも書いたことがありますが、
わたしは、やっぱりママたちを応援したいだけなのさ。
一生懸命働き、赤ちゃんの世話をし、家のことをこなし、親の心配をする。
もうどうにか、ちょっとでもラクにしてあげたい。助けになりたいって思ってしまう。
きっと同じように思う人は多いはず。
なんでも自分ひとりで、なんとかやらなくちゃと、決めつけるのもおかしな話。
苦しい部分ばかりがクローズアップされがちですが、実はひとりでは抱えきれないほどの大きな幸せと未来への夢を手に入れているのに。
もちろん、結婚する・しないは個人の自由。
どっちの立場であっても、女子は自分に厳しく全力で生きている。
だから、女子は女子の味方であるべきよ。
(発達障害の息子を持つ親友A、早くに生涯独身を決めた親友B、そして乳がんを患ってしまった親友C、わたしの大好きな女子友達3人に捧げる)
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
転勤・引っ越しが決まってから、やったこと
4月に引っ越しをしました。
3月末に、初めて「辞令」というものを体験しました。
ほんとうに何の前ぶれもなく
「ハイ、アナタ来月カラ転勤ヨ~」
ちょっと言葉は違いますが、こんなイメージ。
正直、びっくりする暇もありません。
年老いた両親を残し、片道3時間以上離れた県外へ引っ越し。
わたしはそこに住んだこともありませんし、当然知り合いもいません。
辞令を受けたのは夫ですが、凹んだり考えたりするような時間もありません。
なぜなら夫は、まだ住む場所も決まっていないうちから、新しいオフィスに出社しなくてはならないわけで、それまではこちらで仕事の引き継ぎや挨拶回りなどむちゃくちゃなスケジュールです。
これが転勤なんですねー。(-_-)
現在、夫婦で転居して2か月が過ぎました。
そこで、引っ越しの振り返りをしてみようと思いました。
そしてこれが、誰かの役に立てたら嬉しいです。
- 3月末、辞令発覚
- 一週目|賃貸物件探しと、退去の申し入れ
- 二週目|賃貸契約と、引っ越し業者の見積り
- 三週目|仕分けと荷造り、鍵引き渡し
- 四週目|手続きと準備、荷造りは大詰め
- 引っ越しが決まってから、やったことのおわりに
3月末、辞令発覚
4月付で辞令が出ることが発覚した夫が、夜遅く帰宅。
4月中には引っ越しが完了しなくてはいけません。
ゆっくりとはしてられません。
一週目|賃貸物件探しと、退去の申し入れ
1)賃貸物件に関して、おおまかな予算を決める
家賃・共益費・駐車場賃料など、月払い限度額を決める。
2)予算を踏まえ、googleマップとWebサイトを駆使して物件探し
⇒3件に絞り現地仲介業者へメール
物件について、優先事項を定義すると早い。
とにかくグーグルマップを睨み作業していたら、行く前から街の地図がほぼほぼ頭に入っているという、ちょっと便利な状態にまで仕上がります。
3)現地仲介業者(不動産屋さん)と電話打ち合わせ
⇒見たい物件の内見予約をする
未公開情報の中からも、条件に合う物件を紹介してもらえます。
4)大物家具のサイズをiPhoneへ記録しておく
後日内見の際に、①搬入経路と②設置場所の寸法確認のための準備です。
因みに、①搬入経路のポイントというのは、
- 部屋の開口部の向き
- 廊下(通路)がクランクしていないかどうか
- 天井高さ(梁下高さ)
- エレベーター内部や外階段踊り場の広さ
などです。
要するに、大物家具を傾けたり起こしたりして、通れるかどうかがポイント。
築年数古めの建物の場合には注意が必要。
5)現マンションの管理業者へ退去予告
退去予告は通常、引っ越しの一か月前までと決まっていることが多いです。
そして、部屋の明け渡し立会の日程を決めます。
わたしの場合は、引っ越し日と同日にしました。
6)現在借りている駐車場の管理業者へも、同様に連絡
こちらは全て、電話とメールで書類のやり取りをして完了。
とても簡単です。ただし、一か月前予告ルールは同じです。
具体的には、退去申し入れ書というのをメールで提出し受理書の返信があり、退去の翌月に敷金の返金(振り込み)があって終わりです。
二週目|賃貸契約と、引っ越し業者の見積り
7)夫の車で現地へ行き、物件を案内してもらう
⇒最も気に入った物件に決める
紹介物件と合わせて、全部で5件見学できました。(時間が限られるため結構忙しいです)
部屋が決まり、契約申込をしたら忘れないうちに、
新居の郵便番号、住所は建物名と部屋番号までを手元に控えを取っておきましょう。
後のもろもろ手続きの際にとっても役立ちます。
おかげさまで転勤発覚してから、一週間で住む部屋が契約できました。
しかも、最も気に入った部屋に決めることができ、まずはほっとしました。
インターネットがあるので、とっても便利になりました。
8)続いて、駐車場も決める
建物が駐車場付きとは限らないので、仲介業者も手続きも別々になる場合があります。
わたしの場合、2台分確保する必要があったため、実際に近所を歩いてみて見つけました。普通、空きがある場合には立て看板がありますので、その場で直接連絡を取ってその日のうちに手続きをしました。
目的を果たし日帰り。往復6時間半の移動でヘトヘトです。。 orz
さて4月に入り、今週から夫は新しい職場に出勤(プチ単身赴任状態=ホテル暮らし)のため平日は不在。
引っ越しの日程は搬入と搬出で2日かかることがわかり、いろいろ考慮して4月21日土に搬出、22日日に搬入で決定。
新居の鍵受け渡し日は、それより一週間前の土曜日に決まりました。
以下、続き・・
9)引っ越し業者へ見積もり依頼・引っ越し日を押さえる
今回は夫の会社指定の引っ越し業者が決まっていました。(辞令なもので)
わたしの車(1台)の輸送費用も、見積もりに入れてもらいました。
10)その日に新しいダンボール、大小60個が渡されたので、冬物から徐々に箱詰めをはじめる
しかしまだテンポよく荷造りはできません。
なぜなら、ダンボール箱の積み上げ場所に困るし、そのせいで掃除はやりにくいし、まだ生活に必要なものが多かったりして、結局中途半端になります。
それに、部屋の中で自分がダンボールや荷物に囲まれ始めると、それだけで気分が滅入ってきます。(>_<)
11)新居の家具配置計画、平面図・展開図などをつくる
仲介業者にお願いすれば、物件の建築平面図(寸法付)を用意してもらえます。
わたしの場合はCADが使えたので、あらかじめ詳細な図面を描きました。
家具配置計画図面があれば、引っ越し業者の方へ指示が出しやすいうえ、誰が見ても分かりやすいうえ、何より後で余計な手間(家具を移動させたり)がかかりません。
(^^;できるだけ合理的に、自分に優しくすすめるためです。
因みに、駐車場の地図・配置図なども仲介業者から貰える場合があります。
それがあれば、車庫証明や届出の手続きに役立ちます。
12)光回線工事の予約と光電話(新電話番号)申込、及び現在の光回線終端装置(ONU)の返却について連絡をする(後日、返却キットが送られてきます)
そもそも新居を決める際に、光回線が使える建物かどうかの確認は当然に必要です。そのうえで、現在契約中の光回線受付窓口へ連絡すると、移転・継続なのか解約・新規契約になるのか、工事についても詳しく教えてくれます。(新住所と建物名、入居日は必ず聞かれます←わたしは更に、電柱番号とNTT番号まで言いました 笑)
光回線工事は、直ぐにはできないことが多いようです。入居日や立ち会える日程が分かったら早めに予約をするようにしましょう。
13)現在契約中の電気・ガス・水道について停止の連絡をする
ガスは停止作業の際、立ち会いが必要な場合があります。
最近はインターネットを利用すると簡単に引っ越し・解約の手続きができますので、たいへんに便利になりました。
14)郵便物転送の手続きをする
郵便局のWebサイトから転送の手続きが簡単にできます。
転送開始日が指定できるので、引っ越し日が決まったら手続きしておくのが良いでしょう。
三週目|仕分けと荷造り、鍵引き渡し
15)新居の電気・ガス・水道の開始予約をする
物件資料を見ると、ライフラインについて連絡先が明記してあります。
ガスは開始作業の際立ち会いが必要な場合があるので、あらかじめ日程を調整しましょう。
わたしの場合は、新居の鍵引き渡し日にガス会社の人に来てもらいました。
最近は、支払方法についてもインターネットを使って簡単に手続きができることが多いので、最初にやっておくと安心です。
16)「持っていくもの」は季節ものから箱詰めし、
「持っていけないもの」は、(1)人にあげる・(2)リサイクルに出す・(3)処分するものにそれぞれ仕分けして部屋から出す
引っ越しは、体力的・精神的にシンドイ作業ですが、モノを整理するには絶好のチャンスです。
そもそも、モノにはモノの役割があります。
ただ「捨てる」と考えると気が重いので、使われず死んでいたモノを生き還えらせ、役割りを与えるというつもりで仕分けをしましょう。
そうして(3)処分することが決まったモノには、感謝とお礼を言ってお別れをしましょう。
ここが一番シンドイ作業だと思います。
自分のモノだけならまだ良いのですが、家族の分まで仕分けするとなると、迷いや変な怒り(?)も出てくるものです。
わたしの場合、夫のトレーニング器具に、正直イラっとしましたね。
(^^; たいして使っていないし。。
そうは言っても、本人にしてみたら大切なものかもしれません。思いやりを持って本人と相談して決めるようにしましょう。
17)新居の鍵受け渡し当日、夫が立会し現地でマンション管理者から説明を受ける
鍵を受け取ったら、すべての窓寸法を採寸しました。
カーテンを準備するためです。前もって準備できると少しでも気分がラクになります。
そして、この日に夫がiPhoneを使って、すべての部屋の動画撮影をして帰ってきてくれまして、そのおかげで、窓の様子、コンセントや棚の位置、梁・柱の出っ張り、ベランダの状況などが分かりやすくて役立ちました。
この日から、何気に注意が必要なことが1点あります。
「新居の鍵を無くさないこと」です。
引っ越しのバタバタで、必ず何かひとつは行方不明事件になるはずです。
しかし、鍵だけは無くしてはいけません(^^;細心の注意を払ってください。
四週目|手続きと準備、荷造りは大詰め
いよいよ、引っ越し前の残り7日間です 。
現住所の役所のWebサイトで転出・転入の手順について調べることができます。
わたしの場合は、役所が近所にあったので、マイナンバーカードを持って行き、窓口で夫婦二人分の転出手続きをしました。
19)引っ越しの挨拶回り用に手土産を買う
あたりまえですが、ご近所さんに直ぐに会えるかどうかわからないので、消費期限の短いものや、生ものは避けた方が良いでしょう 。
20)荷造りは大詰めをむかえる
引っ越し当日の朝に必要なもの、引っ越し先で直ぐに使うものなどに注意しながら荷造りをする。
状況にもよるのですが、わたしの場合、以下の通りトラックに積む荷物とは別にして準備したものがありました。
①掃除用具・・・
ゴミ袋、クイックルワイパー(あればハンディー掃除機)、雑巾数枚、セスキスプレー、セラミックスポンジ、ティシュなど
②返却物・・・
現在の部屋の鍵・住設の取説ファイルなど、入居時に管理業者から預ったものはすべて
③文房具・・・
認印、ボールペン、カッター、油性ペン、PPテープ、ミニ工具など
④手荷物・1泊セット・・・
退去と入居が同日ではない場合は着替えなど
⑤クーラーBOX・・・
冷蔵庫の食材入れ用
これは結構余計な荷物になるので、基本的には冷蔵庫の食品は引っ越し前日までには、すべて使い切ることをお勧めします。
尚、これらの荷物に関しては、最後どのようにして運ぶのか、掃除のゴミは処分できるのかなど、そのときの予定を十分考慮する必要があります。
引っ越しが決まってから、やったことのおわりに
ここまで地味な作業が多いし、誰にとっても引っ越しはシンドイ作業です。
一般的な「引っ越しチェックリスト」などを見てみると、住所変更や届出などの手続きに関することは書いてあります。
しかし、わたしとしてはそれよりも、荷物をどう整理して搬出し新居にどのような配置にするのかが重要で、できるだけ前もって家事導線や家族それぞれの生活スタイルなどをイメージした合理的なプランニングができれば、引っ越し先でストレス無く早く、普通の生活に入れます。
最初面倒でもその下準備はしっかりとし後悔のないように。
それに、間に合わせで無駄なものを買ったりすることが無いように。
想像力をふくらませて、モノの整理と新しい生活のプランニングをすると良いでしょう。
うちは夫婦そろって建築関係ということもあって、少々細かいところもあるのですが、
できるだけ合理的に、少しでも辛くならないように(自分に優しく)しようと決めてすすめました。
加筆したりもして予想以上に長くなったので、続きはまた今度にします。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
こどものころの記憶が、モノ作りに繋がっているという話し
土曜日の朝、朝食後片付けと洗濯・掃除などササっと終えまして、いつもならパソコンに向かうところをそうではなく、ミシンを出してきてワイドパンツを縫いました。
いつだったか随分前に、布地を買って置いたのです。
そのうち気分転換に、何か縫ったりできるようにと。
もう4年くらい前から、ボトムスに関しては、ほぼ自分で縫ったものしか着ていません。
そもそも、どうして縫ってみようということになったのかというと、着たい服、買いたい服がみつからなくなってしまったから。
(無職になったのもありますけど・・・(゜▼゜))
じゃぁ、縫うしかないわ・・・
というわけです。
パターンはボトムスなら3種類、自分のサイズで作ってあります。
ワイド、バルーン、サルエル
このパターンがあれば、裁断からだいたい4時間くらいで作れます。
これができるようになったのは、母親が買ってくれたミシンのおかげです。
頼んだわけでも、おねだりしたわけでもありません。
4年前のある日突然、
「ミシン買ってあげたから~、取りに来て」
と実家の母親から連絡がありまして、我が家へやってきました小さなミシンさん。
ミシンなんて、高校の家庭科の授業でエプロンか何か縫ったとき以来、触ったことがありません。
見ると、当時に比べてかなり進化しているのが直ぐに分かりました。
名前からして「コンピューターミシン」と言うくらいですからね。
(ちなみにわたしのミシンはこちら⇒ HZL-K20|JUKI家庭用ミシン )
どう扱ったら良いのかわからないし、取り説を読むのも(付属のDVDを見るのも)面倒だったので、そのまま半年ほど寝かせてしまいました。
ところで、78歳の母親は、嫁入り道具の足踏みミシンをいまだに愛用しています。
朝ドラ・カーネーションで糸子が使っていたのと同じタイプ。
かなりアンティークな見た目ですが、まだまだ現役です。
そういえば、母親は昔から洋服を自分で作って着ていました。
幼いころわたしは、全て母親の手作りでした。
スカート、ズボン、ワンピース、ピアノの手提げ袋、シューズ袋、ハンカチ・・・
ぜーんぶ手作り。
さらに、フランス刺繍を教えていました(今もやってます)ので、全て名前の刺繍入り。
今考えたら、完全な母オリジナル・ファッションでした。
でも、当時はあまり嬉しくはなかった。
何故なら、母親が作る洋服は、生地がベルベットやツイード、木綿や麻などで、色はベーシックで大人しい、悪く言えば ザ・地味。刺繍は植物や自然の風景ばかり。
正直、幼い女の子が飛びつくデザインではなかった。
当時わたしは、みんなが持っていた流行りのキャラクターや、襟に大きなフリルがついたふわふわしたデザインの服が良かった。
ところが、今になってその当時の写真のどれを見てみても、まわりの友達のファッションよりもわたしのほうがとっても素敵に見えるのです。
生地の素材を生かしたベーシックなデザインに、伝統的な柄の刺繍がちょっとポイントになっていたりして、言い過ぎだとは思いますが、いわゆる
「イイトコの嬢ちゃん」
に見える。(^^* 前髪パッツンですけど・・・
まぁ、わたしの幼いころの写真なんて、姉のに比べたら半分も無いんですよ。
二番目とはそういうもんです。
しかしながら、それら手作りのもののひとつひとつ、ちゃんと記憶に残っているんですよね。不思議なんですけど。
例えば、ピアノの発表会に着せてもらった、深いグリーンのベルベットのワンピース。髪には共布でリボンを結んでもらい、ピカピカのエナメルの革靴を履いていたのを今でも覚えているんです。なのに、何の曲を弾いたのかは覚えていないという。
集合写真には、派手なステージ衣装の友達に紛れて、ザ・地味なわたしが写っていました。
それでも、そのワンピースだけは古めかしく見えなくて、今でも着れそうなベーシックなデザインです。(顔は昭和ダケド!)
ちょっと、母親のことを見なおしました。というより素敵じゃん!
母親からしてみれば、ミシンがそばにあるのが当たり前なんですね。
なので、わたしにも持たせようとミシンを買ってきたのだと思います。
コンピューターミシンでは聞こえることはありませんが、
足踏みミシンの、あの弾むような心地よい音は、幼いころからBGMのように毎日聞いて過ごしましたので、耳の奥で覚えている気がします。
こどものころの記憶って、ちょっとロマンがありますねー。
我が家にやってきたミシンさんは、そんな子供のころの記憶のおかげか、取り説を読んだりすることもなく、自然に使えるようになりました。
毎日ひたすら、パソコンに向かってキーボードをカタカタ・・・
そんな中、ときどきミシンを取り出して、糸と布を触ることは良い気分転換になります。
ぜひ、おすすめしますよ。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
フリマに出品するのが、合理的とは思えない人もいるのです
こんにちは。
はてなのミニマリストの方々のブログを読むのが、わたしの癒しになっています。
お陰でそれが刺激にもなり、日々のことや仕事に役立てることができて大変
有難いです。
きっかけは、心動かされるミニマリストのブログ
一昨日は、キッチンの棚を一つ空っぽにしました。
収まっていたので邪魔になって困るという程ではないけれど、昔から涼し気な色のガラス製の瓶や器が好きで、それがいつの間にかけっこうな数に増えていました。
その中で花器等として実際に活用しているのはお気に入りの2、3個のみ。
その他は日常に登場することもなく、棚にしまったままになっていたのです。
「ちょうど今週は資源ごみの収集日がある、するならこのタイミングだな」
と、理由ときっかけがそろったところで一度整理することに。
モノが多いのに美しい場合も実際はある
よくあるのですが、わたしは片付けをし始めると、自分が納得できるまで続ける傾向があります。(自分の身の回りに限ってです勿論)
その延長で昨日は、実家で眠っている衣類や本、雑誌(自分と親の)を整理して、リサイクルショップへ持って行きました。
思い出すことが少ないですが、自分の家に置いてないだけで実家に帰ると、実はまだ自分のモノがそのままになっていたりしますよね。
親は勝手に処分したりはしませんよ。
むしろ、歳を重ねるごとに「きちんと保管」しておくようになりますよ。
一般的に、年配の方の家へ伺ってみるとモノが多いのに、ファイリング力があるようで、あらゆるモノを「きちんと保管」してあるところをよく見かけます。
わたしの実家もそうなのですが、例えば新聞記事のスクラップブック。
その中身を見ると、切り抜きの縦横のラインがピシっと揃っていて、正直言って大変美しい。日付だって前後していません。それが数十冊本棚にズラリ。
しかも文字もそこそこキレイなので、手書きのラベリングも美しい。
ある意味感心してしまいます。
但し、それを後にどうしたいのか?という目的だけは不明です。
恐らく、収集して整理することそのものが目的になっているように思います。
以前にも書いたとおり、整理と片付けはその最終的な目的(終着点)が大事です。
整理と片付けは自分の目標達成のための、手段にすぎません。
単に趣味や気分転換でする、という目的もあるかもしれませんが、そういう人はもともと整理が上手で、いつも片付いている状態を保てていると思うので、何も言うことはありません。
で、今日は親のその美しいスクラップブックたちは、ひとまずそっとしておいて、収納に眠ったままになっている衣類と読み終わった本の整理をしました。
親が、まだ使えるものを捨てるのは「勿体ない」ようで、気がすすまないけどリサイクルに出してくれるのなら・・・と言うので、整理したものはそのまま直ぐにリサイクルショップへ持って行きました。
「勿体ない」とは?
片付けが終わって、知人にこの話しをしたところ、
「それは勿体ない!ネットのフリマで出品すればもっと高く売れるのに、ちょっとは考えたら?」と言われました。
「勿体ない」
さて、「勿体ない」の理由はどこにありますか?
知人が言った「勿体ない」と、うちの親が言うのと、わたしが「勿体ない」と思うその理由。
その答えは、「勿体ない」の理由は、全員違うんですよね。
それぞれの理由は次の通りです。
- もっと高く売れるのに、お金に損しているから勿体ない
- まだ使えるのに処分するのは勿体ない
- 使わないモノをしまったままにしているのは、モノもスペースも勿体ない
わたしや親にそのフリマをするよう勧められても、時間と手間を考えるとちょっと面倒に感じてしまって合理的とは言えません。
わたしの知人にしてみれば、今そのフリマが趣味になっている程の腕前なので、家の片付け目的というよりはむしろ、出品目的で買い物もしています。
誤解のないように言うと、わたしの知人は最近モノを買うときは、後で高く売れるかどうかが基準になっています。これが、結構うまくいっていて(まるで古物商w)、なかなかおもしろいなと感心したところですw
理由はどうあれ、気持ちよくはじめよう
なので、ここを間違えると人によって整理や片付けの作業というのは、
「面倒だな」「また今度にしよう」「まだ大丈夫」
というような考えになり、先延ばしになってしまいそうです。
そうならないようにするには、やっぱりまずは目的を明確にすること。
それも自分で決断することです。
整理や片付けとはそもそも前向きな行動ですから、それぞれがいつでもすることができて、気持ちよく続けられたらそれで良いと思うのです。
ヒト・モノ・ペットが共存する、住まいの計画とは
こんにちは。
悩みってありますか?
わたしの場合はこれといった悩みは無く、どちらかと言えばちょっとした不安だったり、胸がざわざわする感覚に陥ることはあります。
「エアコン消したっけ?」
「鍵かけたっけ?」
・・・ざわざわしませんかね?!(^^;)
そんなことはどうでも良いので、ここからが本題です。
ここ数年前から、いまひとつスッキリしないことがあります。
それは何かといいますと、
室内におけるペット飼育の状況について
です。
わたしも実家では代々黒猫を飼っていましたので、今でも猫好きですし、そもそも犬も鳥もカメレオンも、みんな大好きです。
これが、室外の飼育であればそれほど問題はないのですが、室内飼育の場面で少し異様?な状況になっていると思うんですね。
例えば、
小型の室内犬がいるお住まい
ほとんどのご家庭に見られる状況で、わたしの胸がざわつくポイントがあります。
それは、 リビングにゲージとトイレ が設置してあるパターンです。
もともと人だけが住んでいたところに後からペットを飼い始めたから、或いは住宅事情の問題でリビングしか置ける場所が無かったなど、半ばあきらめでそうなることもあるとは思います。
ですが、入居したての新築で一戸建てやマンションでも普通に見られる状況です。
リビングのゲージの周りを見てみると、ドッグフードキーパーやおやつ(ガム?)、クタクタになったおもちゃたち、毛布、シミが残っていて使いかけのトイレシートが敷いてあったり、トイレットペーパーがゲージに取り付けてあったり。
そして更に、ゲージの上にも荷物が積み重ねられていることもしばしば。
さまざまなモノであふれているのです。
高価で立派な家具が揃っていても、他が整理整頓されていたとしても、やはりそこだけ際立って見えるのです。
わたしは胸のざわざわが収まりません。。(^^;)
想像してみてください。
家族がくつろぐリビング、または食事をするLDKです。
・・・(^^;)いかがでしょうか。
もうすでにそれが普通の景色になってしまっているのかもしれませんね。
何度も言いますが、わたしもかつて室内で猫を飼っていたことはあります。
なので批判するつもりはありませんし、むしろ動物が大好きだから気にするのです。
欧米のペット事情について
ところで、欧米ではどうでしょう?
そもそも国土の大きさによる住宅事情の違いから、大型犬を飼育する家庭が多いようです。
しかし、テレビ中継やドラマ、映画、インターネットや画像、雑誌などを見てみても、その室内が日本のような状況にはなっていないことに気が付きませんか。
(勿論ゼロではないと思います)
では、なぜ日本のような状況になっていないのでしょうか。
以前LAに住んでいたという従妹にも、聞いてみました。
「トイレは屋外か庭でさせるよ。トイレシートを売っているのは一度も見たことが無い。」と話していました。
欧米では家も庭も広く、大型犬を飼育する家庭が多いので、例えばトイレは室内ではなく散歩中か庭でさせるのが一般的。
更に、万が一他人に危害を加えた場合には日本よりもかなり厳しい罰則がある(刑罰)といったような、法整備や慣習などの違いから、最初にしつけの訓練を受けさせるのが一般的に浸透している。
ゲージは、赤ちゃんの頃だけに使用するものだから、ある程度成長したら撤去してしまう。
このように、モノの使い方や認識についても違いがありそうです。
日本と欧米では住宅事情や習慣、考え方ひとつにしても同じではないのは当たり前なのですから、どっちが正しいとかそういうことを言いたいのではありません。
どの状況にしても、各家庭でどうしてそうなるのか?という原因や要件、そしてその結果について整理し、まずは客観的に見るということをするべきです。
面倒でもそれは、住まいの計画やデザイン、整理収納を考えるうえでとても重要なことです。その後で実際にどうしたいのか、目的を持って計画を立てるのが良さそうです。
ペットがいる家といない家とでは、モノの数が違うのは当然
いつもわたしが考えるときの基本にしていることは、
バランスです。
どんなに素敵な家具やデザインに仕上げたとしても、全体のバランスが悪ければ、最初のベストな状態は長続きしません。
ここで言うバランスとは、ペットがいる家ではペットのことも、当然に計画の中に組み込まなければちぐはぐになるということです。
つまり、住まいや整理収納の計画を立てるとき、お父さんの趣味やお母さんのパントリー、子供たちの勉強スタイルや遊びの道具・・・といった人間のことだけに集中した計画は、結局リビングにゲージとトイレ、といったようないつもの景色が常に生まれ続けることになります。
別に良いじゃないの。。。(^^;)
そう思われるかもしれませんねw
でも、世の中にはこれまでとは違う、人とペットの共同生活が実際にあるはずです。
単にまだそれを知らないだけかもしれません。
この、知らないだけというのが本当は勿体ないと思いませんか?
知らないことを知ってから目的を持つのと、知らずに考えることすら思いつかないのとでは、得られる結果が随分違うような気がしませんか?
今、ペットに関する製品はあらゆるモノが発売されていて選びたい放題です。
しかし、基本的には形がちがうだけで新たに設置するものばかりです。それはどこに設置されても結局は、ほぼ同じ状況が生まれます。
つまり、考え方や認識そして使い方が変わらなければ、単にモノを買い替えただけでは結局お金を使っただけで何も変化していないということになりかねない。
人、ペット、モノ
みんなが気持ち良い共同生活を目指して、考えてみませんか。
続きはまた次回にします。
片づけなさい、捨てなさい、と言わなくても良い方法があるんです
性格じゃなくて言葉のイメージの問題?
こんにちは。
いつも感じていることなんですけど、(誰かも言っていましたが)
次の言葉(作業)のイメージってどのように思いますか?
- 掃除をする
- 片付ける
- 整理する
- 捨てる
- 処分する
次に、以下と比較してどうでしょう。
- 遺言を書く
- エンディングノートを作る
- 相続手続きにとりかかる
上と下の言葉って、ほぼ共通したイメージがあると思うんですね。
それは何かといえば、
◎「メンドクサイ」
です。他にも暗いとか負のイメージ、聞くとちょっとシンドイとか。。
ところが実際は、どれも「将来」に向かった「前向き」な行動のハズですよね。
ここでは上の「掃除・片付け・整理・捨てる・処分」について。
そのように暗くてちょっと面倒なイメージを持ったままの人に対して、
いくら「片づけなさい」「捨てなさい」と言っても、それは単にストレスを与えるだけで、そのまま言い続ければ最終的には嫌われるだけです。
では、どうするのが良いのか?
答えはたった一つ、
「本人が決断する」のを促す。
(ナッジですねw)
「決断させる」のでも「決断するのを待つ」のでもありません。
「本人が決断する」ことが重要なのです。
結局、何事も自分が理解して決断しないと、行動は定着しないものです。
想像してみてください。
自分で考えて理解した上で決断した行動によって十分な成果を得たら、その次はどうすると思いますか?
それは、そのストーリーを人に話したくなるんです。その時の自分はどんな様子だと思いますか?
相手から見て、とっても明るい様子で話したりするものなんです。
そして、そのストーリーを何人かの人に話した後は自分はどうなると思いますか?
その行動が定着します。人に話した分、止めにくくもなりますよね。
そして終局的には、自分のイメージアップに繋がり、いろんなものの考え方まで変わります。これは確実です。
◎ 当たり前の話し
ここまでのことは、実は誰が考えてもけっこう簡単に想像がつきますよね。
そうです。そもそもみんな分かっていて、知っていることなんです。
だから、ナッジ。ちょっと肘でつっついて促せばいいだけなんだと思います。
では、この続きはまた今度お話しします。
やっぱり、ママたちを応援したいだけなのさ
こんにちは。
先日、移動中でのはなし。
同じくフリーランスで仕事仲間の女性と二人で、路面電車に乗ったときのこと、
昼間でもシートは満席(わたしたちは座れました)で、通路に立ち乗りしている
乗客はいるけどそれほど混雑はしていない。だれも人と体が触れない程度。
次の駅で、3歳くらいの女の子を連れた大荷物のママと、白髪のおばあちゃま一人
が乗って来ました。
大荷物のママ
と
おばあちゃま
究極の選択かとも思いましたが、
おばあちゃまは見た感じ、背筋も足元もしっかりなさっていて、ちょうど背もたれ
がある場所に捕まれたのでとりあえず大丈夫そうに見えたのでした。
一方、大荷物のママは、左手が荷物でふさがっていて背中にもそこそこ大きめの
リュックを背負って、右手は女の子の手を引いています。
じゃあ、ママはどの手でつかまるの?
とっさに、その大荷物のママに席をゆずりました。
荷物を足元へ置き、女の子を膝にのせたら二人ちょうど座れました。
後日この様子を友人に話したところ、二つの意見が聞けました。
まず一つ目の意見は、
「普通、おばあちゃんに席を譲るでしょ?この場合はそうすべきよ、だってママは
若いんだから」
確かに、それも間違いではない。
しかし、わたしの言い分はこうです。
”子育てしている人にはみんなが全力で協力すべき。わたしはただママたちを応援したいだけなのさ”
すると、友人はこう言います。
「それは、甘いわー」
そこで更に、二つ目の意見。
「わたしなら、一緒に座っていた隣の女性に ”立ちなさいよ” と言うけどね。」
なるほど、さすが私の友人です。
それなら、大荷物のママもおばあちゃまも座れて問題が一度に解決できます。
あ、意に反して立たされた隣の女性の気持ちはわかりませんが。
人それぞれの意見があって、おもしろいですね。
いずれにしても、素直に、良いことをすると気持ちが良くて、親切にしてもらうと心が温かくなれるような社会が過ごしやすいんだと思う。素直に。